中小企業のための、facebook活用セミナー 開催報告です。

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平成24年2月25日(土)に、京都で「中小企業のための、facebookセミナー」を実施させて頂きました。当日は、50名近い方にご参加頂きありがとうございました。当日の内容の最初の部分だけ簡単に、お話させて頂きます。

(1)ソーシャルメディアの意義
・我が国でインターネットが普及し始めたのは、1995年にWindows95が登場してからだと言われています。この頃から、ホームページ(以下HP)が制作され始め、日本でのインターネット活用が始まりました。そして、企業もHPを制作し企業情報、製品情報などをネットで発信し始めました。
尚、ネットに限らず従来から、新聞やテレビ、ラジオなどを使って商品等の広告がされています。HPも同様に企業が商品情報等を発信するためのツールとして、使われていました。
当然ながら、これらはの情報は発信元である企業が作った情報だけであり、一般消費者はその情報を参照するしかなかったのです。
しかし、ソーシャルメディアの登場により、企業だけでなく個人がblogやツイッタ、facebookなどを使い、様々な情報を発信できるようになりました。これにより、商品情報などは、企業がコントロールできず一般消費者が使用感などの評判を簡単に発信するできるようになったのです。
ソーシャルメディアの定義は諸説あるでしょうが、私は「ネットを使い、簡単に、誰でもが、情報を発信・コミュニケーションできるツール」だと考えています。

(2)ソーシャルメディアで変わるWebマーケティング
従来の、テレビ・ラジオ・新聞などのマスメディアは、全てプッシュ型の情報発信媒体です。プッシュ型とは、何かを欲しいと思い情報検索するのではなく、たまたまその情報(広告など)を見ることにより、商品などの存在を知らせる事ができる形態です(たまたま、新聞を読んでいて、新商品広告を見てその商品の存在を知るなど)。一方、ヤフーなどの検索エンジンで何かを検索し、目的のHPを発見するというのは、プル型と呼ばれます(つまり、検索エンジンで消費者を引っ張るからプル型)。
実は、facebookなどの媒体は、プル型でなくプッシュ型の情報媒体なのです。FB友達が何を発信するとそれが、自身のニュースフィールドに表示されます。それがたまたま、何かの商品であれば、画面を見ているだけで、その商品を知る事になるからです。
facebookを始めとするソーシャルメディアは、プッシュ型の情報媒体であるため、消費者が知らない事を伝える事ができるのです。この媒体を使えば、資金が少ない中小企業でもうまく商品等を消費者に伝える事ができるのです。このように、従来の検索エンジンによるプル型のWebマーケティングからプッシュ型である、ソーシャルメディアを活用したWebマーケティングに変わってきているのです。

当日のセミナーは、このように変わるWebマーケティングの本質から、その実践方法までお話をさせて頂きました。また、4月以降にfacebook活用セミナーを行いますので、ご興味ある方はぜひお越しください。

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