先日、テレビドラマを見ていると、若い主人公が自分の店を持ち商売をやっていくシーンがありました。かし、いきなり商品に不備があり、お客様からクレームが・・・・
それを聞いた主人公の父親は、「商売と言うは、失敗が出尽くした後で成功するんじゃ！」と言って、主人公を励ましていました。
なるほど、いきなり商売が成功するはずはない、小さいな失敗を経験しそれが出尽くすことにより、これから失敗なく功への道を歩み続ける事ができるという意味ですね。中々深い言葉だと感じました。
私は企業が業務システムやWeb等を導入する際に、それらが経営的効果を生み出すようなコンサルをやっています。その中で、成果を出される企業にはいくつかの共通点があります。その1つに、過去にIT活用で上手く行かなかった（社長さんは失敗と認識している）という要因ります。今回は、その失敗の教訓を活かして成功するぞ！という会社の場合、成功するケースが多いですね。
これはIT経営に限ったことではないですが、何か新しい事をやる時は、小さな失敗を恐れずに全て出し尽くす事も重要だと思います。
尚、IT経営の場合は、システムやWebなどのITに投資をするので、基本的に失敗は許されません。ここで私が言っている失敗とは、大失敗ではなく挽回できる範囲の失敗です。小さな失敗は積みかねる事で、成功に導いてくれると思います。ぜひ、失敗を恐れず、積極的にIT経営に取り組んで頂ければと思います。
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