実は、私はサッカーが大好きで、地元京都のJリーグチームである、京都サンガFCを応援しています。
さて、昨年、京都西京極競技場に、その京都サンガの試合を見に行きました(もちろん、サンガの応援)。結果は、去年J2で1勝しかできなかったチームに、0-1で負け(^^;
試合を見ていて負けた原因がすぐに分かりました。やはり選手個々の力は相手よりもあるのですが、組織的な動きがまったくできていません。あるFWの選手は横にチームメイトがいるのに、パスせずに独断でドリブルして相手DWに捕まるなどなど。もちろん、選手個々の能力もまだまだ低いですね。これでは、1年でJ1昇格は難しい・・・
はやり、J1というレベルが高いところで生き残るには、選手個々のレベルアップ&組織的プレーが必要です。その為に、個人的には、、次のことが必要だと思います。
(1)チームがJ1昇格に向けて積極的に補強などをする
(2)選手個々の力を向上させる
(3)球場や練習場などの施設が整備されている
(4)チーム戦略にあった練習ができるコーチがいる
(5)チームや選手を応援する、サポータが多くいる。
実は、中小企業のIT活用もサッカーで勝つもの同じだと思っています。
上の条件を、IT活用に当てはめると。
(1)チームがJ1昇格や優勝に向けて積極的に補強などをする
経営者がIT活用に積極的であり、経営者がリーダーシップをとる。
(2)選手個々の力を向上させる
従業員がパソコンやインターネットが十分使えるように教育する
(3)球場や練習場などの施設が整備されている
パソコンやインターネット利用環境が整備されている
(4)チーム戦略にあった練習ができるコーチがいる
社内に業務とITが分かる人材がおり、その人材が経営戦略や経営課題解決の為のIT企画を作れる。
(5)チームや選手を応援する、サポータが多くいる。
優秀なITコーディネータなどの外部人材が、社内人材をサポートする。
上記のようなことができれば、中小企業のIT経営は成功すると思います。ちなみに、これらはすべて社長さんがやる気になれば、できることばかりです。私が知る限り、IT経営に成功している会社は、社長さんがこれら全てを実行しています。尚、私が上記で最も重要と考えるのは、(1)の次に(4)です。これは、自社の戦略実現や課題解決のために必要なIT企画を作ることですが、一般的に言って中小企業では、ここが難しいと思います。ここを支援できる外部の専門家(例えば、ITコーディネータなど)を上手く活用することも、社長さんの腕でですね。
IT経営コンサルタント 坂田岳史
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