4.DX2025年の崖!京都の中小企業DXコンサルタント

  • Share (facebook)
  • Yahoo!ブックマークに登録
| コメント(0) | トラックバック(0)

こんにちは、京都を中心に中小企業のDXコンサルを行う坂田岳史です。

本blogでは、DXの本質を理解して頂き、中小企業が取り組む為のヒントをシリーズでお話します。自社のDX化の参考にして頂ければと思います。

第4回:DX2025年の崖!

そのDX推進ガイドラインですが、経産省が作成した背景にはデジタル技術を活用して業界を破壊しているGAFAの存在があります。業界破壊と言うと大袈裟に聞こえますが、例えば、うちの大学生の息子に「買い物行こか」と言うと「そんなんアマゾンで買ったらええやん」と言います。つまり、アマゾンは小売業を破壊していると言えます。また10年程前は新聞や雑誌に広告を出しましたが、今ではインターネット広告やSNS広告の方が、費用対効果が高いケースが多くあります。これは広告業界の破壊と言えるでしょう。

このように、日本の大企業が何もしないで指をくわえていると、GAFAと言うデジタル企業にどんどん国内業界が破壊され、2025年には12兆円の経済損失が発生する、「2025年の崖」があると警鐘をならし、日本の大企業のDX化を促進しているのです。

確かに経産省の危機感は最もだと思います。しかし、DX推進ガイドラインは大企業への警鐘であり中小企業等が取り組む必要があるのかわかりません。と言うよりも、明らかに大企業に対してのDX推進ガイドラインになっています。では、中小企業等はDXに取り組む必要がないのか。また、取り組む必要があるなら、それはどうしてなのか? それは次節以降、DXの正体を明らかにしながら解説していきます。

-第5回に続く-

第3回:DXが注目される訳!

第5回:IT活用とDXの違い!

中小企業のDXコンサルタント 坂田岳史
中小企業診断士、ITコーディネータ、ITストラテジスト
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役
京都府中小企業診断協会 会長
兵庫県立大学 客員教授 経営情報システム論担当

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://itkeiei.org/mt/mt-tb.cgi/186

コメントする