こんにちは、京都を中心に中小企業のDXコンサルを行う坂田岳史です。
本blogでは、DXの本質を理解して頂き、中小企業が取り組む為のヒントをシリーズでお話します。自社のDX化の参考にして頂ければと思います。
第6回:経済産業省のDX定義
では、DXはどちらのタイプになるでしょうか?先の経産省のDX推進ガイドラインでは、DXを上の写真のように定義しています。
ビジネス環境の変化で変わった顧客ニーズに対応して、製品やサービス、ビジネスモデルを変えるのは、まさに「経営戦略」です。
この経営戦略を実現する為に、データやデジタル技術を活用し、さらに企業文化や風土まで変えろと言っています。そして、これが
DXと経産省は定義しています。つまり、DXは従来の業務改善の為のボトムアップのIT活用ではなく、経営課題を解決する為のトップダウン型のIT導入になる訳です。
では、DXは従来のトップダウン型の(IT経営)と何が違うのでしょうか?実は、これを明らかにする事が、DXの本質を理解する上で非常に重要になります。
-第7回に続く-
中小企業のDXコンサルタント 坂田岳史
中小企業診断士、ITコーディネータ、ITストラテジスト
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役
京都府中小企業診断協会 会長
兵庫県立大学 客員教授 経営情報システム論担当
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