【中小企業・中小企業支援者向け、Web版-AI講座、開校中です!】
こんにちは、中小企業AI普及ネットワークの坂田岳史です。
最近では、AIという言葉を聞かない日が無いほどAIが社会に浸透してきました。既に、生活の中ではAIが数多く活躍いています。また、大企業では既にマーケティングや顧客対応、販売予測、不良品検査などにAIが活用されています。
一方、中小企業というと、「AIは大企業のもので、うちの会社ではちょっと・・・・」と思われている方も多いでしょう。しかし、中小企業でも活用できるAIシステムが登場しています。
そこで、このblogでは、特に中小企業の為のAI活用についてシリーズで情報提供させて頂きたいと思います。まずは、AIについて溢れている情報を少し整理・整頓したいと思います。
さて、皆さんAIと聞くと、まず何を思い浮かべるでしょうか?
ディープラーニング、機械学習、自動運転、鉄腕アトム、SIRI、画像認識、チャットボット、ペッパー君、アルファGO(プロ棋士に勝ったAI)、ドラえもん、シンギラリティなどが頭に浮かぶのではないでしょうか。これらは全てAIに関連するものばかりですが、どうも統一感がないですね。
実は、AIに関する言葉はたくさんあるのですが、それらがバラバラになっているので、どうもイメージにし難いのです。
そこで、上図でAIに関する言葉を、基礎技術、機能、アプリケーション(応用)の3つの段階にまとめました。まず、図の上半分を見てください。これは、カレーライスなどを作る時の全体構成図です。カレーライスを作るためには、人参やジャガイモなどの皮をむいて切ります。さらにお肉も食べやすいように切るでしょう。さらに、鍋でお湯を沸かさないとダメですし、カレールーなどの材料も買う必要があります。そして、それらを行う為には、包丁が使えて、ガスコロンや水道も必要です。つまり、カレーライスと言うのは最終成果物(アプリケーション:応用)であり、それを作るためには、機能(野菜の皮をむくなど)と基礎技術(包丁が使えるなど)が必要になるのです。
それと同じようにAIにも基礎技術、機能、アプリケーションがあります。AIと聞いて「ドラえもん」を思い浮かべた方は、AIを活用したアプリケーションを思いついたのです。また、ディープラーニングを思い浮かべた方はAIの基礎技術を思いついたのです。ディープラーニングという基礎技術を使い、画像認識などの機能が実現できる。そして、それを活用してドラえもんができるのです。
現在、AIという言葉は、基礎技術・機能・アプリケーションが混ざって、様々なメディアで取り上げられる為、AIってなんだろう?と疑問を持つ方も多いです。しかし、上図のように構造化して考えるとAIが整理・整頓できると思います。まずは、AIはこのような関係にある事をご理解ください。
次回は、現在AIがどのように利用されているか、事例を使ってお話しします。
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